大添村(読み)おおそいむら

日本歴史地名大系 「大添村」の解説

大添村
おおそいむら

[現在地名]安岐町大添おおそえ

妙見みようけん山南麓の盆地にあり、北は山口やまぐち村、南東は山嶺を境に狩宿かりしゆく(現杵築市)。村の中央部を南西に流れるまつ川は南曲して天村あまむら川となり守江もりえ湾に注ぐ。小倉藩元和人畜改帳に村名がみえ、高五三八石余、家数四二、うち百姓一五、隠居・名子・下人・庭屋・へ屋・牛屋二五、人数八二、うち百姓一五・名子六、牛一八・馬二。正保郷帳では安岐郷に属し、田方三二九石余・畑方六三石余で、柴山有・日損所・新田有と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android