大滝大川県立自然公園(読み)おおたきだいせんけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大滝大川県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

大滝大川県立自然公園
おおたきだいせんけんりつしぜんこうえん

香川県南部,徳島県との県境をなす讃岐山脈中央部に広がる自然公園高松市まんのう町に属する。大滝山 (946m) から県内最高峰の竜王山 (1060m) を経て滝の奥峠にいたる地域と,大川山 (1043m) を中心とする地域からなる。面積 23.63km2。 1992年指定。大滝山にはブナの,大川山にはイヌシデの自然林が残り,昆虫野鳥が数多く生息する。八峰川の竜王滝と小橋滝,明神川の美霞洞渓谷,三頭越の乳房地蔵など名所も多い。キャンプ場など各種施設が整備されている。

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