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竜王山 りゅうおうざん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

竜王山
りゅうおうざん

香川県徳島県の両県にまたがる讃岐山脈最高峰。香川県まんのう町と徳島県美馬市の境に位置する。標高 1060m。和泉層群の砂岩,泥岩互層からなり,山頂に狭い平坦面が残る早壮年期末期の山。中腹にケヤキホオノキの大木があり,ミツバウツギメグスリノキジンジソウなどの貴重な群落もみられる。タヌキ,ムササビなども生息する。土器川香東川の源流をなす。北側は急傾斜,南側の緩斜面には標高 700mまで農耕集落が分布する。山頂付近には森林公園があり眺望に優れる。大滝大川県立自然公園に属する。

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デジタル大辞泉の解説

りゅうおう‐ざん〔リユウワウ‐〕【竜王山】

徳島県美馬市と香川県仲多度郡まんのう町の境にある山。讃岐(さぬき)山脈の最高峰で、香川県の最高峰でもある。尾根上に東竜王(讃岐竜王)・西竜王(阿波(あわ)竜王)の二つの峰がある。綾川土器(どき)川の源流部にあたる。名の由来は、麓にある竜神をまつった神社がかつては山頂にあったことから。鷹(たか)山。

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世界大百科事典 第2版の解説

りゅうおうざん【竜王山】

四国の讃岐山脈の最高峰。標高1060m。香川県琴南(ことなみ)町,塩江町と徳島県美馬(みま)町の境にあって,標高1000mをこえる峰が連続する。最高点から南東へ50m美馬町側に入ったところに竜王神社があり,それが山名となっている。祭神の弥都波能売(みつはのめ)命は水の神であり,雨乞いが行われたことを物語っている。山頂からの眺望にすぐれ,北に讃岐平野,南に剣山山系の山々が望まれる。【相馬 正胤】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

竜王山
りゅうおうざん

徳島県美馬(みま)市と香川県仲多度(なかたど)郡まんのう町の境界にある山。讃岐(さぬき)山脈の最高峰。尾根上に二つのピークがあり、西竜王(1060メートル)、東竜王(1060メートル)とよぶ。和泉(いずみ)層群の砂岩、頁(けつ)岩からなる。東竜王付近にある竜王社は雨乞(あまご)い祈願の神社として知られる。四国管区警察局や日本電信電話会社の無線中継所などがある。登山口は東方の相栗(あいぐり)峠、西方の三頭越(さんとうごえ)からの二つがある。[高木秀樹]

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世界大百科事典内の竜王山の言及

【讃岐山脈】より

…また地形的には,山頂部に平たん面を残す早壮年期の山容を呈すなど,外帯の性格を帯びている。山脈の中央部には,最高峰の竜王山(1060m)をはじめ大川山,大滝山など標高900m以上の山が連なり,東西に向かって低下する。山脈の北側の丘陵は山麓階状をなし,浸食谷にはダムや溜池も多く,讃岐平野の水源地となっている。…

【美馬[町]】より

…かつては和傘の製造が盛んで,1910‐60年ころの最盛期には製造業者150軒,傘関係従業戸数500戸,年間製造本数70万~80万本を数えた。県境に讃岐山脈の最高峰竜王山(1060m)がそびえ,山中に県立青少年野外活動センター,ふもとの山峡に町営美馬温泉保養センターがあり,徳島自動車道が通じる。【赤池 享一】。…

※「竜王山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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