日本歴史地名大系 「大瀬子浦」の解説 大瀬子浦おおせこうら 愛知県:名古屋市熱田区宮宿大瀬子町大瀬子浦[現在地名]熱田区大瀬子町大瀬子町の先の浜辺をいう。西の須賀(すが)浦へ続く。この辺りを俗に熱田浦といった(雑志)。ここは葦野であったが、寛永一〇年(一六三三)・承応三年(一六五四)に築出して町屋を作った。家数は二一九で、うち舟年寄三、舟会所帳付肝煎・小使四、旅籠屋一一、舟乗り六七で、他は工商が入交じっていた(徇行記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by