熱田区(読み)あつた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

熱田〔区〕
あつた

愛知県西部,名古屋市の南部に位置する区。 1907年旧熱田町が名古屋市に編入,1937年区制。古くは,『和名類聚抄』に厚田郷の地名がある。江戸時代,東海道宿駅本陣脇本陣,舟番所などが置かれた。さらに陸路は美濃方面へ,海路桑名へ通じて,参勤交代大名や伊勢参客でにぎわった。熱田神宮門前町であったため,奉行所も置かれ,城下町に準ずる扱いを受けた。伊勢湾頭の漁港でもあったため,尾張藩の保護により魚市場が繁栄した。熱田駅付近は車両,ガラス,金属機械などの工場が多い。また堀川沿いには白鳥貯木場があり,製材工場が多い。熱田神宮は三種の神器の一つである草薙剣をまつる。 JR東海道本線,名古屋鉄道名古屋本線が通る。面積 8.2km2。人口 6万5895(2015)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報