大灯寺(読み)だいとうじ

日本歴史地名大系 「大灯寺」の解説

大灯寺
だいとうじ

[現在地名]青垣町稲土

臨済宗妙心寺派、虚堂山と号し、本尊観音菩薩。寺伝では応永三二年(一四二五)後小松天皇の勅を受けて京都大徳寺の一休が開創した道場と伝えるが、「丹波志」では足立修理太夫政家の子馬之助の創建、一休の開山とする。創建当時は稲土いなづち北西方の山麓にあったが永正六年(一五〇九)兵火によって諸堂宇を焼失した(氷上郡志)。天文三年(一五三四)山垣やまがい城主足立修理太夫安房が集落の南隅に移し、湘山玄澄を請うて中興開山としたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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