大熊毛村(読み)おおくまげむら

日本歴史地名大系 「大熊毛村」の解説

大熊毛村
おおくまげむら

[現在地名]国見町大熊毛

小熊毛こくまげ村の東、大熊毛川の流域にある。北は瀬戸内海に面し、東は向田むかた村。天文一八年(一五四九)正月一二日の国東郷等大工職源董次覚書(今富文書)に惣大工持分のうちとして「大熊毛浦」がみえる。天和二年(一六八二)以降、杵築藩分知領。小倉藩元和人畜改帳では蔵納分と佐藤伝右衛門尉・横山藤左衛門尉知行分に分筆され、蔵納分は加子分との注記があり、高二六石余、家数四、うち百姓本屋二、庭屋・牛屋ともに二。人数一〇、うち百姓二、牛二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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