大狩部遺跡(読み)おおかりべいせき

日本歴史地名大系 「大狩部遺跡」の解説

大狩部遺跡
おおかりべいせき

[現在地名]新冠郡新冠町字大狩部

厚別あつべつ川河口から約一・七キロ上流の左岸標高約五〇メートルの段丘に位置する続縄文時代の遺跡。段丘は小沢によって浸食され、遺跡付近は舌状台地となっている。昭和三四―三五年(一九五九―六〇)に調査が行われ、一四基の円形・楕円形の土壙が確認された。壙底からは大狩部式土器のほか、石鏃、ツマミ付ナイフ、石斧・石錐・琥珀平玉・矢柄研磨器・ベンガラなどが出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む