大畑才蔵記(読み)おおはたさいぞうき

日本歴史地名大系 「大畑才蔵記」の解説

大畑才蔵記
おおはたさいぞうき

八冊

解説 昭和四三―四四年、橋本市郷土文化研究会が元禄年間に伊都郡学文路村の庄屋であった大畑才蔵家に伝わる諸史料を解読複写し八冊にまとめたもの。また大畑才蔵の記した「地方聞書」は「才蔵記」ともいい、近世農書として著名で、「近世地方経済史料」巻二、「日本庶民生活史料集成」巻一〇などに翻刻されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android