共同通信ニュース用語解説 「大相撲の天皇賜杯」の解説
大相撲の天皇賜杯
幕内優勝力士に授与され、1926年春場所(1月)の横綱常ノ花が最初。前年の4月29日、赤坂の東宮御所で当時の摂政宮(のち昭和天皇)の誕生日を祝賀する台覧相撲が行われ、その時の御下賜金で作られた。純銀製で高さ107センチ、重さ29キロ、容量36リットル。優勝力士の名が刻まれたプレートは台座に80枚あり、上回れば額に付け替える。賜杯は持ち回りで、優勝した翌場所初日の土俵上で返還式を実施。優勝力士には代わりに高さ35センチ、重さ500グラムの純銀製のレプリカが与えられる。
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