大石左派(読み)おおいしさは

精選版 日本国語大辞典 「大石左派」の意味・読み・例文・類語

おおいし‐さは おほいし‥【大石左派】

〘名〙 永享一四二九‐四一)の頃起こった刀工流派の一つ。筑前左文字の門人実行を祖とし、室町時代筑後国福岡県大石に住んでいた鍛工一派作風は、左文字といくらか異なる。家永、良永、資永らの名工が輩出し、名乗りに「永」の字を用いるものが多く、室町時代を通じて活躍した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android