20世紀日本人名事典 「大神一」の解説 大神 一オオカミ ハジメ 昭和期の実業家 元・山一証券社長。 生年明治30(1897)年2月15日 没年昭和45(1970)年10月12日 出生地長崎県長崎市 学歴〔年〕東京帝大経済学部〔大正10年〕卒 経歴大正10年山一合資(のち山一証券)に入社。昭和10年38歳の若さで取締役となり、29年から39年まで社長を務めた。面倒見がよく、30年の白木屋乗っ取り事件を円満解決したのをはじめ、株式取引きをめぐる事件では仲裁役を務めた。39年会長となるが翌年辞任し、41年山一を辞した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大神一」の解説 大神一 おおかみ-はじめ 1897-1970 昭和時代の実業家。明治30年2月15日生まれ。大正10年山一合資に入社,のちの社長太田収(おさむ)の薫陶をうける。昭和10年後身の山一証券取締役,29年社長。同社躍進の立て役者となり,「大相場師」といわれた。39年会長となったが,経営不振で40年に辞任。昭和45年10月12日死去。73歳。長崎県出身。東京帝大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by