大縄織衛(読み)おおなわ おりえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大縄織衛」の解説

大縄織衛 おおなわ-おりえ

1812-1882 江戸後期-明治時代武士
文化9年生まれ。出羽(でわ)久保田藩(秋田県)藩士。伊藤万年にまなび,書や漢詩をよくした。江戸詰勘定奉行となり,藩財政の立て直しをはかるが失敗。維新後士族の就業につくし,石油採掘事業をおこすが,成功しなかった。明治15年1月31日死去。71歳。名は久悠。字(あざな)は子誠。号は念斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android