大羽(読み)オオバネ

デジタル大辞泉 「大羽」の意味・読み・例文・類語

おお‐ばね〔おほ‐〕【大羽】

鳥の羽毛うち綿羽めんうでなく、皮膚に植わっている羽。羽軸に沿って羽枝が密生している羽。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大羽」の意味・読み・例文・類語

おお‐ばねおほ‥【大羽】

  1. 〘 名詞 〙 鳥類の羽毛の一種成鳥の体を包む羽毛の大部分を占めるもの。皮膚に植わる羽柄からのびる羽軸と、その左右羽板(羽弁)からなる。羽軸の左右に羽枝が並び、その羽枝の左右に並ぶ小羽枝が鉤突起で互いに引っ掛かって、全体として羽板を形成する。(し)ともいう。本羽(ほんう)正羽

おお‐ばおほ‥【大羽】

  1. 〘 名詞 〙おおばいわし(大羽鰯)」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の大羽の言及

【イワシ(鰯∥鰮)】より

…体側に明りょうな7個程度の黒点のあることからナナツボシとも呼ばれている。また,大きさによっても呼名が変わり,白くまだ半透明の35mm以下の稚魚をシラス,35~45mmの幼魚のものをカエリまたはアオコ,体長6cm以下のものを小イワシ,6~11cmのものを小羽(こば)またはコベラ,11~16cmのものを中羽(ちゆうば),16cm以上を大羽(おおば)という。それぞれ利用方法に大きな違いがあるため,また,人々の身近で親しまれてきたためこのように細かく呼び分けられてきた。…

※「大羽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android