大草求玄(読み)おおくさ きゅうげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大草求玄」の解説

大草求玄 おおくさ-きゅうげん

1779-1842* 江戸時代後期の砲術家
安永8年生まれ。肥前唐津(からつ)(佐賀県)の人。求玄流砲術の祖。森重靱負(ゆきえ)に師事し,合武三島(ごうぶさんとう)流の兵法と砲術をおさめる。文化7年から諸国をめぐり,会津(あいづ),熊本,甲府などで砲術をつたえた。天保(てんぽう)12年12月死去。63歳。本姓坂口。名は政義。通称は庄兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android