大衆雑誌(読み)たいしゅうざっし

精選版 日本国語大辞典 「大衆雑誌」の意味・読み・例文・類語

たいしゅう‐ざっし【大衆雑誌】

〘名〙 一般大衆を平均的読者層とする雑誌。一般大衆の興味関心事中心とした雑誌。
生活探求(1937‐38)〈島木健作〉二「大衆雑誌から、高級と云はれる綜合雑誌まで取りまぜであった」

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デジタル大辞泉 「大衆雑誌」の意味・読み・例文・類語

たいしゅう‐ざっし【大衆雑誌】

大衆向けの娯楽雑誌。大衆誌

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世界大百科事典(旧版)内の大衆雑誌の言及

【雑誌】より

…しかし,日華事変から第2次世界大戦にかけて,内容や資材についての統制が強化され,その過程で時局を論ずることを主とする雑誌には〈総合雑誌〉という日本独特の官製呼称が与えられた。
[大衆雑誌と女性雑誌の出現]
 産業革命と都市化の進行によって,安い読物をもとめる新しい読者層が生まれ,大部数を競う娯楽雑誌が登場した。イギリスでは《ペニー・マガジンPenny Magazine》(1832‐46),《ペニー・サイクロペディアPenny Cyclopaedia》(1833)などの競争に続いて《チェンバーズ・ジャーナルChamber’s Journal》が1845年に発行部数9万部に達した。…

※「大衆雑誌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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