大角町(読み)おおずみまち

日本歴史地名大系 「大角町」の解説

大角町
おおずみまち

[現在地名]大木町大角

大角村のやや西より久留米柳川往還沿いに位置した。田中吉政により同往還が整備された時に設置された在郷町の一つ。往還筋には一里塚が設けられた(在方諸覚書)。正保四年(一六四七)の大小道之帳に大角町とみえ、土甲呂とごろ町から二町、屋賀部やかべ(現柳川市)まで一里二四町。本高は一一二石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」によると古高八六石余・役高一五一石余。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高一五一石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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