大輪転(読み)おおりんてん

精選版 日本国語大辞典 「大輪転」の意味・読み・例文・類語

おお‐りんてんおほ‥【大輪転】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「大」は人数が多い意、「輪転」は順次爵位を授けられる意 ) 平安・鎌倉時代正月女叙位(にょじょい)のとき、下級の女司、主殿女官などが順を追って叙爵されること。⇔小輪転
    1. [初出の実例]「大輪転 女司・主殿女官・御手洗女官・掌縫女官」(出典:江家次第(1111頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む