日本歴史地名大系 「大迫山古墳群」の解説
大迫山古墳群
おおさこやまこふんぐん
[現在地名]庄原市東城町川東 大迫山
中心となる一号墳は、後円部頂部が標高三九七メートル、前方部頂部が三九八メートルで、東城の平野との比高はおよそ八〇メートルである。昭和六一年(一九八六)から六三年にかけて、広島大学によって調査が行われている。墳長四五・五メートル、後円部の径二五メートル、同高さ五メートル、前方部長さ二〇メートル、同幅一七メートル、同高さ二メートルの規模で、後円部と前方部の頂部にそれぞれ広い平坦面をもっている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報