日本歴史地名大系 「東城町」の解説
東城町
とうじようまち
〔町の成立〕
戦国末期、宮景友が川西に築いた
当地に常駐した家臣団は、元和五年から同九年までは家老亀田大隅高綱を長としていたが、寛永一八年(一六四一)からは家老浅野孫左衛門高英が長となり、その後は代々その子孫が世襲した。このとき当地は川西村から分離し、五品嶽城の別名を東城といったことから東城の呼称が町名として使用されることになった。家臣団は一般に東城家中とよばれ、五品嶽の東麓に設けられた浅野孫左衛門屋敷前の
東城町
とうじようちよう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報