デジタル大辞泉 「大酸化イベント」の意味・読み・例文・類語 だいさんか‐イベント〔ダイサンクワ‐〕【大酸化イベント】 先カンブリア時代に藍藻による光合成が始まり、それまで無酸素状態だった地球大気に大量の酸素分子が放出された時期。25億年前から23億年前の間頃のこととされる。嫌気性生物の多くが絶滅し、一部が深海や地下深くで生き延び、表層環境においては酸素をエネルギーとして利用する好気性の真核生物の誕生へとつながった。大酸化事件。GOE(great oxidation event)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例