大金沢村(読み)おおかんざむら

日本歴史地名大系 「大金沢村」の解説

大金沢村
おおかんざむら

[現在地名]緑区大金沢町おおかねざわちよう大膳野町だいぜんのちよう

駒崎こまざき村の東にある。椎名上しいなかみ郷を構成し、史料上は上郷として記されることが多い。寛永四年(一六二七)生実藩領となり、同五年の小弓領郷帳に村名がみえ、田一八六石余・畑六四石余。幕末まで同藩領。明治四年(一八七一)一〇石余が小金沢こかんざ村に移された(旧高旧領取調帳)。文禄四年(一五九五)検地帳から抜粋したと考えられている年未詳の検地帳(鈴木家文書)では田一六町八反余・畑九町四反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android