大鉦鼓(読み)オオショウコ

デジタル大辞泉 「大鉦鼓」の意味・読み・例文・類語

おお‐しょうこ〔おほシヤウコ〕【大×鉦鼓】

雅楽器一つで、鉦鼓の大型のもの。舞楽に用いる。だいしょうこ。

だい‐しょうこ〔‐シヤウコ〕【大×鉦鼓】

《「たいしょうこ」とも》「おおしょうこ」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「大鉦鼓」の意味・読み・例文・類語

だい‐しょうこ‥シャウコ【大鉦鼓】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たいしょうこ」とも ) 雅楽打楽器の一つ。管弦に用いる釣鉦鼓より大きく、舞楽に用いる。径四〇センチメートルほどで火焔をつけた台架に垂らす。演奏者は立ちながら二本の桴(ばち)で打つ。〔楽家録(1690)〕
    1. 大鉦鼓〈楽家録〉
      大鉦鼓〈楽家録〉

おお‐しょうこおほシャウコ【大鉦鼓】

  1. 〘 名詞 〙 雅楽器の名。鉦鼓(しょうこ)の大型のもの。だいしょうこ。

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世界大百科事典(旧版)内の大鉦鼓の言及

【鉦鼓】より

…演奏の場によって次の3種を使い分ける。管絃および小規模の舞楽用の釣(つり)鉦鼓(直径約15cm),舞楽用の大(おお)鉦鼓(直径約37cm),行進用の荷(にない)鉦鼓(直径約24cm)がある。打法に2種あり,片手で打つのを金,両手で打つのを鍂と記し〈ききん〉または〈ちちん〉と称する。…

※「大鉦鼓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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