大鎮(読み)だいちん

精選版 日本国語大辞典 「大鎮」の意味・読み・例文・類語

だい‐ちん【大鎮】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大きな藩鎮(はんちん)。また、大都市。
    1. [初出の実例]「江戸は東国第一の大鎮、四方輻湊の地」(出典:江戸を東京と改称し給へる詔‐明治元年(1868)七月一七日)
    2. [その他の文献]〔旧唐書‐李愬伝〕
  3. 平安時代、寺院、特に尼寺に設けた僧職。鎮の一つ。その職務大別当に同じという。
    1. [初出の実例]「右検案内〈略〉今綱所従儀倍員。諸寺雑職剰置。又大中少鎮検挍目代等之類其数猥雑」(出典類聚三代格‐三・承和二年(835)一一月七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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