大関新田村(読み)おおせきしんでんむら

日本歴史地名大系 「大関新田村」の解説

大関新田村
おおせきしんでんむら

[現在地名]八街市大関

榎戸えのきど新田村の南に位置し、西・南は柳沢やなぎさわ牧。榎戸新田村と同様に、もとは上勝田かみかつた(現佐倉市)切添新田として慶長一四年(一六〇九)から寛永一〇年(一六三三)の間に開発されたが、慶安元年(一六四八)検地で高請され、独立村として成立した(大関区有文書、以下断りのない限り同文書)。「寛文朱印留」では佐倉藩領で、幕末まで同じ。万治元年(一六五八)の年貢割付状では高二九石余、翌二年には高四五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android