日本歴史地名大系 「大関新田村」の解説 大関新田村おおせきしんでんむら 千葉県:八街市大関新田村[現在地名]八街市大関榎戸(えのきど)新田村の南に位置し、西・南は柳沢(やなぎさわ)牧。榎戸新田村と同様に、もとは上勝田(かみかつた)村(現佐倉市)の切添新田として慶長一四年(一六〇九)から寛永一〇年(一六三三)の間に開発されたが、慶安元年(一六四八)の検地で高請され、独立村として成立した(大関区有文書、以下断りのない限り同文書)。「寛文朱印留」では佐倉藩領で、幕末まで同じ。万治元年(一六五八)の年貢割付状では高二九石余、翌二年には高四五石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報