共同通信ニュース用語解説 「大阪府周辺の活断層」の解説
大阪府周辺の活断層
大阪府北部には兵庫県から東方向に延びる「有馬―高槻断層帯」が走っている。政府の地震調査研究推進本部の評価によると、長さは約55キロで、マグニチュード(M)7・5程度の地震が30年以内に発生する確率を「ほぼ0~0・03%」と推定している。大阪府を南北方向に約42キロ走る「上町断層帯」は、断層の東側の地盤が西側に乗り上げる形。地震本部はM7・5程度の地震の30年以内の発生確率は「2~3%」で「国内の活断層では高いグループに属する」と評価している。阪神大震災を起こした兵庫県の「六甲・淡路島断層帯」の東端も大阪府に延びている。
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