事典 日本の地域ブランド・名産品 「大阪銅器」の解説
大阪銅器[金工]
おおさかどうき
大阪市で製作されている。16世紀始め、銅から銀を絞り出す南蛮絞りという銅精錬技術の発達により、数多の職人が大阪で活躍した。江戸時代には全国で採掘された銅が大阪銅座に集められたため、銅製品生産の中心地として栄えた。銅製品は、彫金・鋳金・鍛金の伝統的な技法により、祭祀用具から日用雑器まで幅広くつくられる。大阪府伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報