最新 地学事典 「大陸の形成」の解説
たいりくのけいせい
大陸の形成
continent formation
大陸を構成する低密度で分厚い地殻は,主に沈み込み帯の火成活動により形成される。含水マントルの部分溶融で生成したマグマにより玄武岩質な下部地殻が形成され,マグマの結晶分化作用や既存地殻の再溶融により花崗岩質な上部地殻が形成される。現存する大陸地殻の形成年代は,主に27億年前,19億年前,12億年前に集中する。ただし,27億年前以前にも大規模に大陸地殻は形成され,それらは風化・侵食作用を通してマントルにリサイクルしたとする説がある。大陸はプレート運動に伴って移動し,超大陸の形成と分裂が繰り返されてきた。現在の6つの大陸は,約2億年前に超大陸「パンゲア」が分裂を開始して形成されたものと考えられている。
執筆者:高橋 正樹・浜田 盛久・飯塚 毅
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

