大音竜太郎(読み)おおど りゅうたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大音竜太郎」の解説

大音竜太郎 おおど-りゅうたろう

1840-1912 明治時代の官吏
天保(てんぽう)11年2月19日生まれ。もと近江(おうみ)(滋賀県)彦根藩郷士。岩倉具視(ともみ)にみとめられ,慶応4年上野(こうずけ)巡察使となり,軍監兼岩鼻県知県事に任命される。きびしい統治で「首切り竜太郎」とおそれられ半年失脚。のち大蔵省や蕃地事務局につとめる。大正元年11月23日死去。73歳。字(あざな)は厚竜。号は菱陀。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android