大頂寺(読み)だいちようじ

日本歴史地名大系 「大頂寺」の解説

大頂寺
だいちようじ

[現在地名]宮津市字金屋谷

金屋谷かなやだにの南部、大久保おおくぼ山西麓にある。宝徳山と号し、浄土宗、本尊阿弥陀三尊。

縁起によると慶長一一年(一六〇六)五月京極高知が、いぬどう山上香華院として建立したのに始まる。その子高広が宮津城を築城して移住するにあたり、その室寿光院ほか、縁故のある徳川秀忠・家光らの法楽のため、かつ自らの菩提所として今の地に移したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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