天に口なし人を以て言わしむ(読み)てんにくちなしひとをもっていわしむ

ことわざを知る辞典 の解説

天に口なし人を以て言わしむ

天はものを言わないけれども、天意は人の口を通して世に広まる。世間で言われていることは、天意に基づく真実である。また、秘密や悪事などが人の口を通して漏れ伝わる。

[使用例] しかし「破戒」の出た頃から、誰いうとなく自然主義の名が文壇に現れだした。〈略〉天に口無し、人をして言わしむるといってもいいであろう[正宗白鳥*自然主義盛衰史|1948]

[類句] 民の声は神の声

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