精選版 日本国語大辞典 「天作」の意味・読み・例文・類語 てん‐さく【天作】 〘 名詞 〙① 天のつくったもの。天然にできていること。また、そのもの。[初出の実例]「あの地盤は人為ではとても出来ぬ。全く天作(テンサク)だから天命だ」(出典:露団々(1889)〈幸田露伴〉一〇)② そろばんの上段(天)で数を作ること。[初出の実例]「残りもの工て舟の算用に 白楽天か天作の五は」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例