天利(読み)テンリ

デジタル大辞泉 「天利」の意味・読み・例文・類語

てん‐り【天利】

貸金などの消費貸借で、元金から天引きする契約期間の利子。天引きの利子。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天利」の意味・読み・例文・類語

てん‐り【天利】

  1. 〘 名詞 〙 貸金または銀行割引で、元金中から天引きする契約期間の利子。天引きの利子。
    1. [初出の実例]「高息の行には天利と号て始に金銀を貸す者、期月迄の息を除く者多く、或は当月の息もあり」(出典:随筆・守貞漫稿(1837‐53)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android