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天地分離神話 てんちぶんりしんわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

天地分離神話
てんちぶんりしんわ

宇宙開闢を説明する神話の一類型 (→宇宙開闢説 ) 。原初に一つであった天と地がなんらかの原因で互いに分れることによって現在の世界が出現したとする。農耕を主とする母権的社会に多く,東南アジアを中心に広く分布している。原始の状態については,混沌とした一体のものである場合,初めから天地が別でそれが密接に一体となっていた場合に分けられ,後者では,それが分れたのは罪の結果であるとか,逆に両者が密接しているための不便からの解放として説明されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の天地分離神話の言及

【象徴】より

…象徴はきわめて多義的な概念であるが,ごく一般的には,たとえば鳩は平和の象徴であるとか,王冠は王位の象徴であるとかいうように,目や耳などで直接知覚できない何か(意味や価値など)を,何らかの類似によって具象化したもの(物や動物や,あるいはある形象など)をいう。〈象徴〉を意味する西欧語(英語のシンボルsymbolなど)の語源は,ギリシア語の動詞symballein(〈いっしょにする〉の意)からきた名詞シュンボロンsymbolonで,何かのものを二つに割っておき,それぞれの所有者がそれをつきあわせて,相互に身元を確認しあうもの=割符を意味した。…

※「天地分離神話」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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