ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宇宙開闢説」の意味・わかりやすい解説
宇宙開闢説
うちゅうかいびゃくせつ
cosmogony
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翻訳|cosmogony
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…とはいえ,当時の学者はキリスト教の教義の枠からはみ出ることはなかったので,神の創造による生物の化石は天地創造とノアの洪水から始まる伝統的歴史年表の中に位置づけられた。18世紀になると,博物学者らによってこのような宇宙開闢(かいびやく)説cosmogonyに磨きがかけられる一方,化石の優れた写生図を伴った体系的分類が進められ,古生物学への下地を作った。18世紀の博物学者らは化石とそれを含む地層の岩質との対応関係をおおまかに知っていたが,W.スミス(1769‐1839)によって生層位学(化石層位学)の方法が確立され,広域の地層対比のための化石の価値が明らかにされた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」