日本歴史地名大系 「天売島灯台」の解説 天売島灯台てうりとうとうだい 北海道:留萌支庁羽幌町天売村天売島灯台[現在地名]苫前郡羽幌町大字天売字弁天天売島北部の標高約六〇メートル地点に位置する。初点灯は昭和四三年(一九六八)一一月。高さ一四・七メートルのコンクリート造で、白地に赤横帯二本塗。光度は三二万カンデラで、一〇秒毎に閃光を放ち、光達距離は二二・五海里。最初の天売島灯台は昭和二七年一二月同島字千鳥ヶ浦(ちどりがうら)の標高約一八四・五メートル地点に設置されたが、同四三年一一月同灯台より南約五〇〇メートル、標高約一二五・七メートル地点に赤岩崎(あかいわさき)灯台が設置され、旧天売島灯台は廃止され(撤去せず現存)、その名称はほぼ同時期に新設された現天売島灯台に引継がれた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by