天沼俊一(読み)アマヌマ シュンイチ

20世紀日本人名事典 「天沼俊一」の解説

天沼 俊一
アマヌマ シュンイチ

大正・昭和期の建築史家 京都帝国大学教授。



生年
明治9年8月31日(1876年)

没年
昭和22(1947)年9月1日

出生地
東京市芝区(現・東京都港区)

学歴〔年〕
東京帝大工科大学建築学科〔明治35年〕卒

学位〔年〕
工学博士(東京帝大)〔大正8年〕

経歴
大学院を経て、奈良県、京都府の技師となり古社寺の調査に従事。大正9年京都帝大助教授、12年教授となった。昭和11年退官。その間各地の古建築を実地調査、日本建築史研究の発展に寄与著書に「日本建築史要」「日本建築様式の研究」「日本建築史図録」(全6巻)「石燈籠」「成虫楼随筆」、編著に「四天王寺図録」などがある。また高野山金堂・大塔、本能寺本堂などの設計も手がけた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天沼俊一」の解説

天沼俊一 あまぬま-しゅんいち

1876-1947 大正-昭和時代前期の建築史家。
明治9年8月31日生まれ。奈良県技師,京都府技師をへて,大正12年京都帝大教授。各地の古建築を実地調査し,日本建築史のはじめての通史「日本建築史要」をまとめた。昭和22年9月1日死去。72歳。東京出身。東京帝大卒。号は成虫楼。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「天沼俊一」の解説

天沼 俊一 (あまぬま しゅんいち)

生年月日:1876年8月31日
大正時代;昭和時代の建築史家。京都帝国大学教授
1947年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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