通史(読み)ツウシ

デジタル大辞泉 「通史」の意味・読み・例文・類語

つう‐し【通史】

歴史記述法の一様式。ある特定の時代・地域・分野に限定せず、全時代・全地域・全分野を通して記述された総合的な歴史。
[類語]歴史史実青史編年史年代記ヒストリークロニクル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「通史」の意味・読み・例文・類語

つう‐し【通史】

  1. 〘 名詞 〙 歴史記述法の一様式。一時代または一地域に限らないで、全時代、全地域にわたって述べた総合的歴史。古代から現代までの全体的歴史。⇔時代史
    1. [初出の実例]「大体最初の構想通りの通史が一通り出来上った」(出典:李陵(1943)〈中島敦〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「通史」の読み・字形・画数・意味

【通史】つうし

全体史。

字通「通」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android