天然物化学(読み)テンネンブツカガク

デジタル大辞泉 「天然物化学」の意味・読み・例文・類語

てんねんぶつ‐かがく〔‐クワガク〕【天然物化学】

生物が産生する物質対象とする化学の一分野。天然有機化合物単離合成、生命現象との関わりについての研究を指す。天然物有機化学

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「天然物化学」の意味・わかりやすい解説

天然物化学
てんねんぶつかがく
chemistry of natural products

天然に存在する物質を研究する化学のなかの一分野。天然物としては天然有機化合物をさす場合がほとんどである。

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世界大百科事典(旧版)内の天然物化学の言及

【薬学】より

…そのおもなものをあげると次のようになる。(1)生薬学,天然物化学 天然の動植物などから,医薬品の開発,利用などについて研究する分野。(2)薬剤学 製剤学ともいい,薬品の製造加工から患者への投与までの過程での諸問題を扱う分野。…

※「天然物化学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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