天狐(読み)てんこ

精選版 日本国語大辞典 「天狐」の意味・読み・例文・類語

てん‐こ【天狐】

〘名〙 天上に住むという霊狐。また、霊力を持つといわれるキツネ
※中臣祓訓解(12C後)「畜犯罪〈天皇之朝解除、婚馬婚牛鶏之類是也。又天狐地狐等怪也〉」 〔太平広記‐巻四四七引玄中記・説狐〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「天狐」の解説

天狐(てんこ)

日本妖怪神獣妖狐ひとつで、1000歳を超え妖力を持つとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android