天理医療大学(読み)テンリイリョウダイガク

デジタル大辞泉 「天理医療大学」の意味・読み・例文・類語

てんり‐いりょうだいがく〔‐イレウダイガク〕【天理医療大学】

奈良県天理市にあった私立大学。平成24年(2012)開学。令和5年(2023)天理大学と統合された。

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大学事典 「天理医療大学」の解説

天理医療大学[私立]
てんりいりょうだいがく
Tenri Health Care University

2012年(平成24)に開学。1967年(昭和42)に開校した天理高等看護学院および天理衛生検査技師学校(1973年に天理医学技術学校と改称)起源とする。建学の精神は「人に尽くすことを自らのよろこびとする」であり,これは天理教の信条教育を基調としつつ,科学的思考に基づく高度専門職業人を育成することを,教育の目的として示すものである。2016年現在,奈良県天理市にキャンパスを構え,医療学部に413人の学士課程学生が在籍する。医療学部は看護学科と臨床検査学科とで構成されており,天理よろづ相談所病院などの実習病院と一体化した臨床実習や,Team-based learningなどの導入によって,学生に対する教育の質の向上を図っている。
著者: 戸村理

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「天理医療大学」の意味・わかりやすい解説

天理医療大学
てんりいりょうだいがく

私立大学。学校法人天理よろづ相談所学園が設立母体となり,2012年 4年制の単科大学として開学し,医療学部を置いた。天理教の信条教育をもとに医療に携わる人材の育成を目指す。所在地は奈良県天理市。

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