天眷(読み)テンケン

デジタル大辞泉 「天眷」の意味・読み・例文・類語

てん‐けん【天×眷】

天帝の恵み。また、天子慈愛天恩天恵
「寡君等無量の―を蒙り」〈染崎延房・近世紀聞〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天眷」の意味・読み・例文・類語

てん‐けん【天眷】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「眷」はめぐみの意 ) 天帝のめぐみ。天のめぐみ。また、天子の恩。天恩。天恵。
    1. [初出の実例]「盍天眷之恵哉」(出典異制庭訓往来(14C中))
    2. [その他の文献]〔晉書‐庾冰伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android