天恩(読み)テンオン

デジタル大辞泉 「天恩」の意味・読み・例文・類語

てん‐おん【天恩】

天の恵み。
天子の恩。
天恩日」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「天恩」の意味・読み・例文・類語

てん‐おん【天恩】

〘名〙
① 天のめぐみ。造化の恩恵。天恵。天眷。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② 天子の恩。皇恩君恩朝恩。天眷。
田氏家集(892頃)下・感喜勅賜白馬因上呈諸侍中「始覚青雲応踏、天恩已許騎龍媒
太平記(14C後)三六「天恩を戴いて、軍門に降参仕って候」 〔後漢書‐班超伝〕
③ 「てんおんにち(天恩日)」の略。〔暦林問答集(1414)〕 〔協紀弁方書‐義例三・天恩〕

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「天恩」の解説

てんおん【天恩】

岐阜日本酒。4年熟成の本醸造酒ラベル文字は南画家・富岡鉄斎によるもの。原料米はひだほまれ。仕込み水は位山山系の伏流水蔵元の「川尻酒造場」は天保10年(1839)創業。所在地は高山市上二之町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

普及版 字通 「天恩」の読み・字形・画数・意味

【天恩】てんおん

君恩。

字通「天」の項目を見る

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