天神山古墳・おくま山古墳(読み)てんじんやまこふん・おくまやまこふん

日本歴史地名大系 の解説

天神山古墳・おくま山古墳
てんじんやまこふん・おくまやまこふん

[現在地名]東松山市柏崎 小原、古凍 熊野越

東松山台地のうち、市野いちの川と都幾とき川に挟まれ大きく東方に突出した舌状台地上、標高二六メートルの地にある。両古墳とも古凍ふるこおり柏崎かしわざき古墳群中の前方後円墳で、柏崎の天神山古墳は、全長五七メートル、高さ四メートル、平成二年(一九九〇)発掘調査された。周溝は墳丘相似形を呈していて、築造年代は四世紀代までさかのぼる可能性が示された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android