天草炭田(読み)あまくさたんでん

最新 地学事典 「天草炭田」の解説

あまくさたんでん
天草炭田

Amakusa coal field

熊本県宇土半島西部から天草諸島一帯にあり,中心は下島。面積約400km2。平均7,280kcal/kɡのきら炭・かわらけ炭と称する半無煙炭・無煙炭を産する。理論埋蔵量約8,000万t。始新世の赤崎・上島・坂瀬川の3層群が分布。炭層は上島層群の白岳・砥石両層にあり,主炭層は砥石層の八寸・二尺・四尺の3層。数条の南北性軸をもつ天草型褶曲をなし,北西・東西方向の正断層,一部に衝上断層が発達。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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改訂新版 世界大百科事典 「天草炭田」の意味・わかりやすい解説

天草炭田 (あまくさたんでん)

熊本県天草諸島にある炭田。とくに上島,下島には含炭古第三系が広く発達している。炭質は無煙炭であるが,北部の石炭の多くは火成岩の貫入によって炭化が進み,北部の一部および中部以南では断層のために粉炭化している所が多い。埋蔵量約7000万tといわれているが,現在稼行炭鉱はない。
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