天裁(読み)てんさい

精選版 日本国語大辞典 「天裁」の意味・読み・例文・類語

てん‐さい【天裁】

  1. 〘 名詞 〙 天子裁断天皇裁定勅裁
    1. [初出の実例]「不処分。伏聴天裁」(出典:続日本紀‐神亀元年(724)一〇月丁亥)
    2. 「関白の辞表おさまるか、又内覧、氏の長者、関白に付けらるるか、両様ともに天裁に有り」(出典:保元物語(1220頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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