日本歴史地名大系 「天谷渡」の解説 天谷渡あまやのわたし 千葉県:流山市平方村新田天谷渡平方村(ひらかたむら)新田と江戸川対岸を結んだ渡。享保年中(一七一六―三六)以前は対岸は武蔵国であったが、同年中の江戸川新開削により対岸も平方村新田地内となった。尼谷(あまや)渡とも記し、平方村新田に上尼谷・下尼谷の地字が残る。文久元年(一八六一)の渡船場往来助見張議定連印帳(須賀家文書)には「平方新田渡船場」とあり、村役人一人・人足一人が渡船場の見張りを申付けられている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by