天願通信所跡(読み)てんがんつうしんしよあと

日本歴史地名大系 「天願通信所跡」の解説

天願通信所跡
てんがんつうしんしよあと

[現在地名]具志川市みどり町一―六丁目

市の中心部天願てんがんにあり、安慶名あげなの市街地に近接していた米空軍の基地。通信所として使用されていたが一九七三年(昭和四八年)の大規模返還を経て、八三年六月に全面返還された。返還面積は〇・九八七平方キロ。一九四五年四月の米軍占領により使用が開始され、当初物資集積地として機能していたが、六一年に戦略通信コマンド沖縄通信群が配備され、天願戦略通信所となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む