太刀作(読み)たちつくり

精選版 日本国語大辞典 「太刀作」の意味・読み・例文・類語

たち‐つくり【太刀作】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たちづくり」とも )
  2. 刀を作ること。また、その人。
    1. [初出の実例]「万世を君かまもりと祈りつつたちつくりえのしるしとをみよ〈藤原道長〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)雑五・一一〇三)
  3. 刀剣様式。刃を下にして腰に佩くため、佩表(はきおもて)に鍛冶銘を入れた作り。
    1. [初出の実例]「脇差は祐定の丈夫な身であったが、刀は太刀作(タチヅク)りの細身で」(出典福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉長崎遊学)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む