デジタル大辞泉 「太刀風」の意味・読み・例文・類語 たち‐かぜ【太‐刀風】 1 刀を振る勢いで起きる風。2 激しく太刀を振るって戦うありさま。「筑前守の―に驚き、草木もなびき従ひ」〈武家名目抄〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「太刀風」の意味・読み・例文・類語 たち‐かぜ【太刀風】 〘 名詞 〙① するどく太刀を振った時に起こる風。はげしくふるう太刀の勢い。[初出の実例]「そばにふしたるわうとう内たちかせにめをさまし」(出典:幸若・夜討曾我(室町末‐近世初))② 戦いぶりの勇ましく、猛烈であること。武威。[初出の実例]「近年、毛利の太刀風に随ひ居けるが」(出典:雲陽軍実記(1580)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例